イントラレーシックネット

近視のレーザー治療法であるイントラレーシックレーシックについての知識をできるだけ分かりやすく解説します。

イントラレーシックとは

イントラレーシックは、マイクロケラトームに代えてイントラレーザーを使用して、レーザーで角膜表層を切除することによりマイクロケラトームの使用で生じる様々な問題をクリアした近視レーザー治療です。手術時間は約15分程度で終了し、フラップ安定のための時間が30分程度、術後の検査と診察に約15分と、時間的には短時間で終了します。イントラレーシックは、レーシックと比べ2/3ほどの薄さ(約90~100ミクロン)の精巧な厚さのフラップを作成できます。作成するフラップが厚いので、角膜が薄い方には、不向きのレーシック治療ですが、フラップ作成時の傷の治りが早く眼への負担も少ない治療法となります。

イントラレーシックの手術

手術をおこなう前に適応を検査します。 以下の適応検査をおこないます。
■屈折度検査
■角膜曲率半径計測
■視力検査
■角膜形状解析
■角膜内皮細胞撮影
■細隙灯顕微鏡検査
■角膜厚測定
■波面収差検査
■眼底検査
■涙液検査
■眼圧検査
■瞳孔径測定
レーシックの種類や病院ごとに検査の内容が異なる場合があります。

実際にレーシック手術するドクターが 患者さんを診察し検査データを基にイントラレーシック手術が可能かどうかどれくらい視力が回復するかなどをお伝えします。ここで再度レーシックについての不安などを相談できます。

レーザー手術前日まで、飲酒 喫煙は、なるべく控えたほうがよいでしょう。コンタクトはハード・ソフト共に手術2~3週間前から使用しない方が良いとされています。万が一直前までコンタクトを使用していると角膜の値が正確に測定できず手術が伸びる可能性があります。整髪料、香水、化粧品なども使用は控えましょう。レーザーの精度を低くする場合があるからです。

イントラレーシックの手術

手術用のキャップを着用します。眼の表面を消毒します。次に麻酔用の目薬を点眼します。フラップ作成や消毒、レーザー照射などをいれても 片眼わずか15分たらずで終了します。イントラレーシック手術は、消毒や移動時間などを入れても片目15分ほどですが、レーシック手術自体は、あっという間に終わります。この早さがレーザーc治療手術の魅力のひとつですね。

手術の後は、フラップを安定させる為、30分から1時間ほど安静にします。手術後、ドクターがチェックして 異常がなければ帰宅できます。手術した当日は、洗顔、洗髪、入浴などは、控えます。もちろん、手術した眼には、ふれないようにしてください。

合併症

マイクロケラトームでフラップを作成するときに、起きる合併症は、いくつかあります。フラップが不完全な状態(部分的にしかできあがらない)で作られてしまう。また、フラップが極端に薄くなり、フラップの中央に穴が開いてしまう状態。フラップが不規則になってしまうなど。これらの起こる確率は、極めて低いのですが、重症の場合、手術前より視力が落ちる可能性があります。

コントラストの低下とは、見えている映像の質が 少し低下しているように見える症状です。映像の濃淡の違いが微妙に区別がつきにくくなる場合があります。日常生活おいて問題は、ありません。強度の近視の方がレーシック手術の後に このような症状になる場合があります。

層間角膜炎とは、手術後、比較的に早い段階で、フラップの下に炎症をおこす症状のことです。原因は、不明です。軽度の場合、点眼薬で回復します。重症の場合、再度、フラップをあけて洗浄する必要があります。

レーシック手術の結果、思った以上に視力の回復が望めない状態になる場合があります。手術した裸眼の状態より、手術する前の矯正視力のほうが良い場合があります。原因は、年齢差、個人差などがあげられます。角膜の状態にもよりますが、再手術は、可能です。

不整乱視とは、フラップを戻したとき、わずかな皺やズレが原因で乱視がでる場合があります。対処法は、再度 フラップをあけ、正しくフラップを元に戻す処置になります。

実質内上皮増殖とは、手術後のフラップの下に実質内上皮細胞が入り込み増殖することです。そのため、乱視がでる場合があります。対処法は、再度 フラップを開け増殖した角膜上皮を取り除くことになります。

レーシック手術をしたら老眼になると思い込んでいる方がいますが、それは、間違いです。老眼は、レーシック手術をしようがしまいが誰でも老眼になります。また、レーシック手術を受けて視力が回復しても、年齢とともに老眼は、出るので老眼鏡が必要になります。

ドライアイ

レーシック手術の後、ドライアイになる場合があります。それは、角膜を切ることにより 神経が遮断され、角膜表面が乾くためです。点眼薬で治療可能です。レーシック治療をすると必ずドライアイになるというわけでは、ありません。万が一、ドライアイの症状が出た場合でも、時間が経つにつれ切断された角膜の神経が回復していきますので症状は、次第に良くなります。

ハロとは、光の周囲に光の輪が見える症状のことです。グレアとは、夜間、街灯の光などを見ていると、光がにじんでまぶしく感じられるようになる症状のことです。スターバーストとは、光が光源のまわりに放射状に滲むような症状のことです。レーシック手術の後、約半数の方がこれらの症状を訴えますが、時間の経過(約半年以内)とともに回復します。しかし、症状が回復しない場合もあるので、夜間 車の運転が多い方は、レーシック手術の前にドクターに相談したほうが良いでしょう。

夜間視力の低下。レーシック手術の後、日常生活においては、問題は無いのですが、夜間や暗い場所では昼間に比べ、若干見辛くなる場合があります。こういったときには見えにくい時だけ眼鏡をかければ問題はさほどありません。